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考えないヒト - ケータイ依存で退化した日本人 (中公新書 (1805))

考えないヒト - ケータイ依存で退化した日本人 (中公新書 (1805))

正高 信男

考えないヒト - ケータイ依存で退化した日本人 (中公新書 (1805))

定価: ¥ 735

販売価格: ¥ 735

人気ランキング: 160978位

おすすめ度:

発売日: 2005-07-26

発売元: 中央公論新社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



現代人に対する警告
筆者は、IT化によるコミュニケーションの変化によって、日本人が「サル化」していると説く。独自の視点で、非常に興味深い。筆者も述べる通り、極論も多い(言い訳も)が、我々の気づかないような視点で警告をしてくれているという意味で示唆的な本であると思われる。

これを読む1人1人の反応も、著者から「観察」されてますよ!
「話題になっているから・・・」と、この書を手にとってぱらぱらっとめくり、

「ナニ、人間がサル扱いされている。しかも今の若い世代の行動がとてもネガティブ視され、決め付けをしている! もっと説得力のあるモノ書けよ!」と憤る・・・



この書にネガティブな感じを持たれた方のなかには、案外、こういった反応をされた方が少なくないのではないか・・・

と想像します。

(これは寄せられたカスタマーレビューからも感じるところです)



しかし、この書の狙いは、ズバリ、”人間としての”読者に考えさせること/考えるキッカケを持ってもらうこと ではないか、と思われます。

そのため、推測に基づく決め付け的な記述も”あえて”著者は行っていますし、それが”さして害になることもあるまい”とも「はじめに」で述べているところです。



著者としては、この書がどういう議論を巻き起こすかを楽しみにされているのではないでしょうか。

そして、この書を叩き台として、様々な議論が巻き起こっている状況に、一定程度安心されていると共に、

”反射的な否定反応”(ex.「学者としてもっとまともなものを!」「問題意識が低い!」etc.)に対しては、「おいおい、もうちょっとどういう狙いでこの書をこういう内容で上梓したのか、考えてくれよ・・・。学術書で学問的にカッチリやるやり方もあるし、マンガもあるし、、、といったなかで、あえてこの手法で挑んだのに・・・」と思っていらっしゃるのではないかと推察します。



著者はサルを長年の研究対象にしてきた方です。当然、これを読む読者一人一人も”研究対象”にされていることを忘れずに! 

この書に関しては、ぱっと思いついた「感想」に、ぜひ反対方向からの問いかけをする、という人間の内面的作業を欠かさないほうがいいのではないか・・・と感じる次第です。

確かに面白い、だけど・・
 勉強になります。私自身が好きな分野だったからかもしれませんが、書かれている内容も面白い。筆者がどういう経緯でこのように考えるようになったのか、よく分かる。タイトルにもなるほど惹かれる。

 しかし、読んでいてすこし、筆者の思い込みと思われる部分が入る。納得できる部分は確かにうなずけるが、少し強引に意見を押し付けている面も。それだけの事実で、これだけの情報でそこまで考えるのはどうだろう?たまにそんなことを思ってしまう。

 著者が考える一つの意見として読むなら参考になるが、いまいち説得力に欠ける作品でもある。

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